転職エージェントの転職アドバイザーとは？何をしてくれる人？

転職エージェントの転職アドバイザーって何をしてくれる人？今日はそんな疑問に答えていきたいと思います。ぜひ転職エージェントの使い方を考える参考にしてください。

転職アドバイザーが一般的に対応してくれること

まずそもそも、転職アドバイザーとは、一般的には「求職者側の窓口」となってくれる方をここでは指します。多くの転職エージェント企業では、「求職者側の窓口」と「求職者を探している企業との窓口」は別々の方になっているケースが多いです。

それは向き合うのが「求職者=個人」と、「企業=法人」で全く異なるからなのと、それによって転職エージェント側の担当者の日々の行動や求められる動き、業務内容も変わってくるからです。

もちろんこの2つの窓口を1人称で実施している転職エージェントもあります。その場合はアドバイスする求職者側の窓口担当人数も少なかったり、企業側の間口を割と絞り込む=紹介企業先を厳選、している転職エージェント企業が多いように感じます。

この前段を踏まえて、「求職者側の窓口」となってくれる転職アドバイザーは一般的に何をしてくれるのかを記載していきたいと思います。

転職前の相談

候補職種/企業/業界、求人紹介案件の提案

・キャリアアドバイザーがご本人（求職者）の適性や希望条件などを踏まえての採用企業案件の紹介
・紹介企業候補が所属する業界全般の話
・紹介企業候補の求人案件の簡単な説明
（多くの転職エージェント企業は「求職者側の窓口担当者：転職アドバイザー」と「求職者を探している企業側の窓口担当者」は別人のことも多いため案件詳細や企業内容は概要の把握にとどまるケースが大半）
・紹介企業の転職エージェント側担当者からの情報収集や連携

求人紹介活動と転職活動中の相談

・紹介打診先の企業の選考状況共有、進捗共有
・紹介企業候補の追加提示
（情報のアップデート。毎週紹介企業は追加更新があります）
・紹介打診先の追加
・紹介企業の面談前の情報インプット
（場合によって企業窓口側の担当者と）
・紹介企業の選考状況共有
（場合によって企業窓口側の担当者と）
・紹介企業との給与・報酬などを含めた条件交渉相談
（場合によって企業窓口側の担当者と）

内定後から入社までの簡易フォロー

・転職エージェントの紹介企業へ内定した場合は、内定後の入社予定企業の人事担当との橋渡し
・入社前の不安なことの相談、確認
・入社直前、直後の対応ケア



「あっそうなんだ！これも相談すればしてくれるんだ！」とか、「こんなこと全然相談しなかった」とか「相談したけどあまり役立つ回答をしてくれなかった」とか、そんな様々な声が聞こえてきそうですが、転職アドバイザーも人の子です。強み弱みは会社ごと、転職アドバイザーのお一人お一人で皆さん違います。

転職アドバイザー側も繁忙期で時間に余裕がない時、ある種求職者がとても優秀な方で紹介すればすぐ決まって稼働してしまう、等の場合は、転職アドバイザーらしいことは何もしてくれなかった、、、なんてケースもあるかと思います。

だからこそ、自分が重視するポイントくらいはしっかり頼れそう、対応してくれている、と思えばその転職エージェントや転職アドバイザーと転職活動を進めていけば良いですし、ちょっと違うかもと思ったら、別の転職エージェントへ登録、別の転職アドバイザーへ相談する、転職活動のためにセカンドオピニオンをもらうという転職エージェントの使い方は、転職活動を気持ちよくスムーズに進める上でも重要です。